ボーナスをいただいたあと、「お礼メールを送ったほうがいいのかな?」と迷ったことはありませんか?
送るべきかどうか、タイミングはいつが良いのか、形式ばらずに失礼なく書くには?──こうした悩みは意外と多く、ビジネスメールに慣れている人でも迷いがちです。
この記事では、ボーナスのお礼メールを送る際の基本マナーから、役職別の文例、NG表現までをわかりやすく解説します。上司・社長・人事など相手別の文面もご紹介しますので、「何を書いたらいいか分からない!」という方は、ぜひ参考にしてください。
ボーナスのお礼メールは送ったほうが良い?
必須ではないが、印象アップには効果的
ボーナス支給後に「お礼メール」を送るのは義務ではありません。ただし、感謝の気持ちを形にして伝えることで、上司や会社からの印象は確実に良くなります。特に少人数の部署や、風通しの良い会社では、お礼メールを送る文化が根付いていることも。
タイミングは「支給日当日」または「翌日午前中」
感謝を伝えるタイミングは早いに越したことはありません。支給日に確認できたら、その日のうちに送るのがベスト。もし忙しくて難しい場合でも、翌日の午前中までには送りましょう。
ボーナスのお礼メールを書くときの基本マナー
本文は3つの要素で構成するとわかりやすい
・冒頭:ボーナス支給への感謝の気持ち
・中盤:仕事への前向きな姿勢や今後の意気込み
・締め:今後ともよろしくお願いします 等の結び
このような構成にすると、簡潔ながら丁寧で好印象な文面になります。
「頑張ります!」だけでは不十分な場合も
「ありがとうございます!これからも頑張ります!」だけだと軽く見られてしまう可能性も。具体的な業務への意気込みを入れると、説得力が増します。
相手別|ボーナスお礼メールの例文集
上司宛ての例文
件名:ボーナス支給のお礼
◯◯部長
いつもご指導いただきありがとうございます。
本日、ボーナスを支給いただきました。日々の業務を支えていただいているおかげと感謝しております。
今後もより一層、部に貢献できるよう努力してまいります。
引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
社長宛ての例文
件名:賞与支給へのお礼
◯◯社長
平素より大変お世話になっております。
このたびの賞与の支給、誠にありがとうございました。
会社の一員としての責任を改めて感じるとともに、今後さらに成果を上げられるよう努めてまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
人事・給与担当へのお礼文(カジュアル寄り)
件名:ボーナス支給ありがとうございました
◯◯さん
いつもご対応ありがとうございます。
本日、ボーナスを確認いたしました。ご対応ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
ボーナスお礼メールで避けるべきNG表現
金額に触れる・比較をするのはNG
「去年より少なくて残念ですが…」など、金額に関する発言や比較は避けるのがマナーです。あくまで「支給されたこと」自体に感謝を伝えることが目的です。
テンションが高すぎるカジュアルすぎる表現も避けよう
社内文化にもよりますが、「マジ感謝です!」「◯万円ゲット!」のような砕けすぎた表現は公的なメールには不適切です。ある程度のフォーマルさを保ちましょう。
まとめ|ボーナスお礼メールは感謝+前向きな気持ちをセットで
ボーナス支給後のお礼メールは、シンプルでも丁寧に書けば、良い印象を与えられるビジネスマナーのひとつ。感謝の言葉と「これからも頑張ります」の気持ちを、相手に合わせた表現で伝えてみましょう。
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