お子さんの運動あそびや体幹トレーニングに大人気の「バランスブロック」と「バランスストーン」。似ているようで実は特徴や使い勝手が違います。どちらを買うか迷っている方、少なくないのではないでしょうか。
この記事では、見た目や素材はもちろん、「どっちが運動能力向上に向いている?」「怪我しにくいのは?」「長く使えるのは?」など、よくある疑問に対してわかりやすく比較・解説します。家庭用・療育用・保育園や学校など、使用目的別に選びやすいポイントもご紹介します。
バランスブロックとバランスストーンの違いは?
素材・安定感・形状の違いが用途に影響する
バランスブロックは主にEVA樹脂やフォーム素材でできており、軽量で安定感のある四角い形が特徴。一方で、バランスストーンは三角錐または半球状で、高さがあり、不安定さを楽しむ設計です。
たとえば「しっかり乗って歩く」「ステップとしての使用」にはブロックが、「不安定さを利用してバランス感覚を育てる」「飛び石遊び風に跳ぶ」にはストーンが向いています。
体幹トレーニングや療育にはストーンが◎
不安定な形状が多いストーンは、自然と身体がバランスを取ろうとするため、体幹トレーニングや感覚統合に効果的とされています。療育や運動療法の現場でも活用されることが多いです。
バランスブロックがおすすめなケース
小さな子どもや安全性を重視したい場合
安定性が高く、角の丸い設計が多いバランスブロックは、2〜4歳くらいの未就園児にも安心して使わせられるアイテムです。足場としての活用や積み木あそび、色・形の認識あそびなどにも使えます。
収納や掃除のしやすさを重視するならブロック
四角い形で積み重ねやすく、軽くて扱いやすいため、収納のしやすさや片付けのしやすさもメリット。室内のあそび場や保育施設での利用にぴったりです。
バランスストーンがおすすめなケース
ジャンプ・着地・高さのある動作に慣れてきたら
バランスストーンは高さがあるぶん、着地時にしっかりバランスを取る動作が求められます。3〜6歳以降で運動に慣れてきたお子さんや、ジャンプ遊びが好きな子に最適です。
外遊びや屋外イベントにも使いやすい
防水・耐候性のある素材が使われているタイプもあり、屋外イベントや公園遊びにも活用できます。石跳び遊び感覚で体の使い方を学べる点も魅力。
どっちにする?選び方のポイントまとめ
目的に応じて選べば失敗しにくい
- 2〜3歳で初めての運動あそび → バランスブロック
- 体幹やバランス力をしっかり育てたい → バランスストーン
- 室内あそび・整理整頓重視 → バランスブロック
- 屋外やジャンプ動作が多い → バランスストーン
両方組み合わせるのもおすすめ
ブロックで歩行や踏み台、ストーンでジャンプやバランス遊びなど、遊び方を広げるために両方取り入れるご家庭も増えています。
まとめ|迷ったら遊びの目的と子どもの年齢を基準に
バランスブロックとバランスストーンは、それぞれ特長が違うからこそ、どちらが合っているかは「どう遊ばせたいか」「どんな能力を育てたいか」で決まります。
安全に遊ばせたい乳幼児にはブロック。バランスや体幹強化を目的とするならストーン。ぜひお子さんの成長段階や好みに合わせて、ぴったりのアイテムを選んでみてください。
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